CD-Rに関連するお問い合わせのうち、最も多く寄せられた質問とその回答を掲載しております。
- CD-RとCD-RWの違いって?
- CD-Rの書き込み途中にエラーになってしまうのですが
- データCDのファイル名に長い名前を使いたいのですが
- 書き込み×倍速って何ですか?
- CD-RWメディアがCD-ROMドライブで読めません
- 音楽用のCD-R/RWメディアは普通のCD-R/RWメディアと違うのですか?
- 作成した音楽CDがカーステレオでうまく再生できません
- CD-Rに複数の曲を書き込んだのですが、CDプレーヤーでは1曲目しか聞くことができません
- CD-Rにラベルを貼っても大丈夫?
- 74分以上の音楽CDを作成することはできますか?
- CD-R/RW作成を中断したら、その後そのメディアに書き込めなくなってしまいました
CD-Rは一度書き込んだら書き換えはできません(追記は可能)。これに対して、CD-RWは約1000回の書き換えができます。CD-RWの方がはるかに便利そうですが、古いCD-ROMドライブだと読めない場合があります。
また、CD-RWはオーディオCDプレーヤーでは再生できません。ですので、音楽CDを作成するなら、安くて、汎用性のあるCD-Rを使った方がよいでしょう。
CD-Rの書き込みは、書き込み時に指定した速度でデータが書き込まれていきます。
CD-Rの書き込みに失敗しないためには、指定した速度に対応した転送速度で途切れることなくデータを送ってあげる必要があります。そのためには以下の点に注意してください。
- 書き込み用ソフト以外の、ウイルス駆除ソフトやメールソフトなど起動中の余計なソフトは終了させます。
→起動しているソフトは、定期的にディスクにアクセスするものもあり、それがCD-Rドライブへのデータを途絶えさせることにもなります。 - スクリーンセーバーの設定を「なし」にします。
- 省電力設定もオフにします。
これらの操作を行った後もエラーになるようなら、書き込み速度を落としてみます。
データCDの代表的な規格であるISO9660というファイルシステムでは、ファイル名に8文字、拡張子に3文字(これを8.3形式といいます。)までしか使用できません。そこでWindowsで使用している場合には、Jolietという規格を使用できます。Jolietでは最大64文字までのファイル名をつけることができます。また、ISO9660とも互換性があり、Jolietに対応していないシステムでは、8.3形式のファイル名で読み込むことができます。
ただし、最近では、Jolietの規格を採用しているところも多いので、ファイル名の長さをあまり気にせずに付けられるようになりました。
CD-R/RWドライブは、音楽CD 74分(650MB)のデータ転送速度150KB/秒を等速(1倍速)として、読み書きの速度を表しています。
つまり、2倍速なら300KB/秒で書き込み時間は37分となります。以上をまとめると以下のようになります。
| 書き込み速度 | 書き込み時間 | 転送速度(/秒) |
|---|---|---|
| 1倍速 | 74.0分 | 150KB |
| 2倍速 | 37.0分 | 300KB |
| 4倍速 | 18.5分 | 600KB |
| 6倍速 | 12.3分 | 900KB |
| 8倍速 | 9.3分 | 1200KB |
| 10倍速 | 7.4分 | 1500KB |
| 12倍速 | 6.2分 | 1800KB |
CD-RWメディアは、反射率が15〜25%程度と非常に低くなっています。通常のCDは70%、CD-Rでも65%程度なのでこの値がいかに低いかがわかります。そのため、従来のCD-ROMドライブでは、CD-RWメディアを読み込むことができませんでした。
しかし、最近ではCD-RW対応のCD-ROMドライブが大半になっています。CD-RWメディアを読み込む場合は、こうした最新のCD-ROMドライブを使用してください。
オーディオ用のCD-Rレコーダが登場してから、音楽用とパッケージに書かれたCD-R/RWメディアを見かけるようになりました。これは、オーディオCDレコーダ向けのメディアで、録音した曲をデジタルでコピーできないような仕組み(SCMS)が組み込まれたものです。また、音楽用CD-R/RWの価格には、著作権者への補償金が含まれています。
一部のオーディオCDレコーダでは一般のCD-R/RWメディアは使用できなくなっています。必ず「音楽用」となっているメディアを使ってください。なお、パソコンでCDを作成する場合は、音楽CDを作成する場合でも、通常のCD-R/RWメディアを使うことができます。また、音楽用CD-R/RWメディアも使用可能です。
音楽用のメディアの中には、音にこだわった製品も登場しているようなので、そうしたものを使ってみるのもいいかもしれません。
一般の音楽CDプレーヤーと違い、カーステレオのCDプレーヤーは、振動などに強い設計を必要とする都合上、読み取りのマージンを狭め、プレスCDに特化したチューニングを行っている場合があるようです。
一般に市販されているプレスCDの反射率が70%程度なのに対し、CD-Rメディアは65%程度と多少劣ります。そのため、カーステレオでの再生が難しい場合も多いようです。これは、メーカーによっても異なり、CD-Rでの再生を保証しているメーカーもあります。
カーステレオで再生できない場合の対処方法として、比較的反射率の高いメディアを使ってみるという方法があります。フタロシアニンを採用した三井化学などのメディアは、比較的高い反射率となっており、シアニンを採用したメディアよりも再生できる場合が多いようです。
また、エラー率を抑えるため、書き込み時には2倍速などの低速で書き込むことも効果がある場合があります。
これからCD-R再生を前提としてカーステレオを購入する場合は、カーショップなどでCD-Rでの視聴をさせてもらって、機種を選択したほうがいいでしょう。なお、最近KENWOOD製のCDプレーヤーでMP3再生に対応した機種が登場しました。MP3再生ということで、CD-Rでの再生も保証しています。
この場合、曲を書き込む際に、トラックアットワンスで書き込まれている可能性があります。ほとんどのオーディオ機器では第1セッションしか読み出すことができないので、第2セッション以降に書き込んだ曲は聞くことができません。
音楽CDを作成する場合には、ディスクアットワンスで書き込むようにしてください。
最近、レーベル面に貼り付けるラベルが多く市販されていますが、基本的には避けた方がいいでしょう。レーベル面にシールなどを貼ると、ディスクの重心がずれてしまうことで、正確に読み取れなくなることがあります。またラベルの一部が内部ではがれ、ドライブ自体の損傷も招く恐れがあります。
最近ではレーベル面に直接印刷できるインクジェットプリンターもあるので、そちらを試してみるのもよいかもしれません。
一般的にCD-Rに書き込める容量は74分(650MB)のものが多いのですが、最近では80分(700MB)メディアも多くなってきましたので、これを使えば、80分近くまで書き込むことができます。実際の記録時間については、メディアによって微妙に違ってくるようです。
CD-R/RWの書き込み中にキャンセルした場合、そのメディアはそれ以上お使いいただくことができません。
メディアがCD-RWの場合は、[初期化] を行うことで再度、そのCD-RWメディアをお使い頂けます。但し [初期化] を行うと、それまでCD-RWメディアに書かれた内容はすべて削除されますのでご注意ください。
メディアがCD-Rメディアの場合は再初期化を行えないため、そのメディアはもうお使いいただくことができません。あらかじめご注意ください。